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水虫治療にはニゾラールがおすすめ!

足裏にクリームを塗っている女性

ニゾラールは、水虫や皮膚カンジダ症、脂漏性皮膚炎、癜風などの治療に用いられる、ケトコナゾールを有効成分とした抗真菌薬です。クリームタイプとローションタイプの2種類存在しますが、どちらも同等の治療効果が得られるため、発症部位や好みに応じて使い分けが可能です。

ニゾラールの有効成分であるケトコナゾールは、真菌の細胞膜に対して作用することで、真菌の増殖を防止するという効果があります。真菌の細胞膜は、エルゴステロールという成分で構成されていますが、エルゴステロールが合成されるためには様々な酵素が必要になります。ケトコナゾールは、エルゴステロールが合成される過程において必要となるシトクロムP450という酵素の取り込みを阻害することで、エルゴステロールの合成を防ぐことが可能です。なお、人間の細胞膜は主にコレステロールで構成されるため、ケトコナゾールによって人間の細胞膜が影響を受けることはありません。ちなみに、ケトコナゾールは、真菌の一種であるマラセチア菌が原因で発症する脂漏性皮膚炎への治療効果も確認されています。

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い頭皮やおでこなどの部位で発症する皮膚感染症ですが、ニゾラールは唯一脂漏性皮膚炎への治療が認められている外用の抗真菌薬です。なお、近年はケトコナゾールが含まれたニゾラールシャンプーという商品が販売されており、脂漏性皮膚炎や頭皮に発症する頭部白癬などへの治療に用いられています。

ニゾラールを足の水虫治療に使用する場合は、1日1回の塗布を最低4週間以上続ける必要があります。4週間以上継続使用する必要があるのは、皮膚のターンオーバーのサイクルが4週間程度と言われているためで、中途半端に治療を止めてしまうと、皮膚の中に白癬菌が残ってしまい再発が起こりやすくなるため、使用期間は必ず守りましょう。また、水虫の症状が現れていない部位であっても、白癬菌が感染している恐れがあるため、塗布する際は広範囲にわたって使用するのが水虫を完治させるポイントです。なお、入浴後は足が清潔であることに加え、皮膚が柔らかくなっているため、ニゾラールの有効成分が患部まで浸透しやすくなるため、治療効果を高めることができます。

ニゾラールは比較的副作用が少ないことで知られる抗真菌薬ですが、稀に使用部位にかぶれやかゆみ、皮膚への刺激感などの症状が現れることがあります。ニゾラールを使用することで、重篤な症状が引き起こされることはないものの、もしも皮膚にかぶれやかゆみ、刺激感といった副作用の症状が現れたら、使用を中止して必ず医師に相談しましょう。

ニゾラールは一般販売が認められていない抗真菌薬なので、ドラッグストアや薬局で購入することはできません。そのため、医療機関を受診して処方してもらうのが基本となりますが、費用や時間を節約したい場合は、通販サイトでも購入することも可能です。通販サイトであれば、通院に要する時間は不要ですし、まとめ買いなどでお得に購入できるといったメリットがありますが、市販されていない治療薬の使用は自己責任となります。そのため、必ず一度は医療機関で処方してもらって、副作用などが現れないことを確認してから通販サイトで購入するのが良いでしょう。